みなさん、こんにちは!
ころみ♪(@koromiiiii)です
先日息子と二人でスタジオジブリのアニメ「アーヤと魔女」を観ました
昨年の暮れ…2020年12月30日にNHKで放送されたテレビ版です
録画していたものを観ました
なんでまた放送から半年後にようやく観たのかというと…
宮崎吾朗監督作品だから…
あんまり触手が動かなかったんですよね~
今まで「ゲド戦記」「コクリコ坂から」「山賊の娘ローニャ」観ましたがどれもあんまりで…
あ…「山賊の娘ローニャ」は途中で脱落しました
どの作品も「ジブリっぽいもの」のようで全然心に響かなかったです
お好きな方すみません!あくまで個人の感想です
それで「アーヤと魔女」HDDに放置してたんだけど、なんだったかな?テレビ?雑誌?何かのメディアで
と言う情報を目にしたんです
あの!毎回吾朗監督作品は散々な評価をする駿監督が!?
とびっくりして
そんじゃあ観てみようか…と言う気になった次第です
あらすじ
舞台は、1990年代のイギリス。
主人公は10歳の少女、アーヤ。
赤ん坊の頃から孤児として育ったアーヤは、誰もが自分の思いどおりにしてくれる孤児院での生活がとても快適だった。
だから、誰かに貰われたいなんて、一度だって思ったことが無かった。
ところがある日、突然やってきた変てこな二人組、派手な女と長身の男に引き取られることになってしまう。
また魔法使いものか~
と思ったのも放置していた理由の一つかもしれません
「アーヤと魔女」世間のレビューにびっくり
んで…息子と観たんだけど…
「アーヤと魔女」…
面白かった!
面白くなかったら途中で止めよう…と観始めたんだけど最後まであっという間でした
息子も楽しく観ていて
今までの吾朗監督作品の中で一番いいね!
と言う感想でした
私も同感!
これは世間のレビューも良さそうかな?と思いネットで検索してみたら…
…評判悪い!
面白くないとか意味不明とか…酷評が多くてびっくりしました
中には観てもいないのにレビューを書いている人もいて…(ひどい)
自分が良いと思ったものは誰かに言いたい私
感想を一言で言うと
ロックだった!
ですが…具体的に「いいな!」と思った所9つ書きま~す
改めて表記しますが、私が観たのはテレビ版です
映画版ではありません(内容違うのかな?)
決定的なネタバレは書きませんが未鑑賞の方はお気を付けください!
「アーヤと魔女」良いな!と思ったところ
良い意味でジブリっぽくない
この作品にジブリ的なふんわりほんわか感は……
一切ない!
一番好きな作品は「となりのトトロ」
次点「天空の城ラピュタ」「崖の上のポニョ」「千と千尋の神隠し」かな~
まず一番に…
吾朗監督…「ジブリの呪縛」から解き放たれたな…
と思った
作品全体的に自由な雰囲気を感じられて清々しかった
映画版の公式HPに「好き勝手に作った」とあって、だからか~!とガッテンしたよね
私はその雰囲気、とても気に入った
観ていてなんかスカッとした!
だから…今までのジブリっぽさを期待して観たら肩透かしを食らうかもしれないな~
今までになかったヒロイン
特筆すべきはヒロイン・アーヤの性格
私が思うジブリのヒロインて…かわいくて控え目だけど芯は強い優等生のイメージ…
しかしアーヤは「魔女の宅急便」のキキみたく
『おちこんだりもしたけれど、私はげんきです』
なんて健気な事、言わない
とにかく逞しくてメンタル強い!
ずる賢くて可愛げがない…と思う人もいるかもしれない
だけど私はアーヤは頭が良くて周りをよく見ていると思う
適応能力が高く生きることに貪欲
なんとしても楽しく、幸せになってやるんだ!と言う野心があって頼もしい
そんなアーヤがうらやましくもあり、ちょっと憧れる
音楽が好き
これまでのジブリ作品と全然違うなと感じたのは音楽
生き方がロックなアーヤにぴったり
物語に「EARWIG」と言うロックバンドが出てくるけど彼らの曲も素敵だった
劇場で聴くと気持ちいいだろうな~
吾朗監督作品と言えばの武部聡志さんが今回も音楽担当されている
声優が良い
主要キャラの声がよく合っていた
ベラ・ヤーガ役の寺島しのぶさんは嫌~な感じをさすがの演技力で表現
マンドレーク役の豊川悦司さんは息子が「イケボ!」と驚いてた
お二人とも声優初挑戦とは思えないほどハマっていたと思う
トーマス役の濱田岳さんも、優しいお声が動物キャラにぴったり
アーヤ役の平澤宏々路さん、憎たらしくていつも眉間にシワを寄せているアーヤをコミカルに嫌味なく演じられたと思う
フル3DCG
これは賛否両論になりそう
私的には特に気にならず、すっと物語に入れた
途中で
アーヤの髪すごっ!
とか思ったくらい
映画全体から吾朗監督の「好き勝手感」がパワーとなり、最後までひきつけられた気がする
「デーモン」かわいい
ぶっちゃけアーヤはかわいいと思えないけれど(笑)
(なんでかな~と思ったけど、あれだ、黒目が小さいからですね)
「デーモン」というキャラクターはビジュアルがかわいくてフィギュアなんかあったら欲しいくらい!
鳥好きさんには特別ウケるんじゃあないかな
ジブリを彷彿するところもある
ジブリっぽくないと言っても、やはりジブリ味はある
背景や建物、ジブリ飯的な食べ物、小物、乗り物、エンディング…
正直…ここは今までのジブリ作品を彷彿させるようなものにしなくても良いんじゃあないの?と思わせる部分もあったけどそんなに気にならない
ふふふ…と笑える程度だった
こんな書籍も発売されたんですね
読んでみたいな~!
考察・想像できる終わり方
人によっては「え!ここで終わり?」というラストかもしれない
白黒ハッキリするような作品に慣れている人にとってはモヤモヤするかも…?
でも私はこの終わり方嫌いじゃない
色々と考察できるし想像できる
続編が出来たらぜひ観たい!
原作を読んでみたくなる
アーヤの原作者は「ハウルの動く城」と同じダイアナ・ウィン・ジョーンズさんなんですね
ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんは2011年に亡くなられたそうで今作が遺作となりました
原作読んでみたい!
小さなお子さんにはこちらですね
まとめ
個人的に…この鬱々としたコロナ渦にマッチした作品だったように思います
困難な現状を自分で切り開いていくアーヤにスカッとさせられた
やりたいことを自粛している今、アーヤが代わりにやってくれたというか…
気持ちに寄り添う作品もいいけど、鬱々した感情を発散させてくれる作品だったなあ
あれもできない、これもできないって嘆くのではなく、今の自分にできることは何か?
できるようになるにはどうすればいいか?
アーヤに勇気と元気をもらったな~
しかし何よりも…
吾朗監督、こんな作品を作れて良かったね!
と言う気持ちが大きいです
何様か!ってカンジですみませんですけど…(笑)
それから…我が息子にもアーヤみたいに強くたくましく成長して欲しいな!
これくらい太々しさがあった方が生きていくうえで楽な時ってあると思うんだよね~
映画「アーヤと魔女」
劇場での公開、決まったようですね!
映画のキャッチコピーは「私のどこが、ダメですか?」だけど
ダメなんかじゃあ全然ないよ!
と私は言ってあげたくなりました
以上「アーヤと魔女」の感想でした!
我が家では好評だったけど、他の方の…特にキッズの感想聞いてみたいな~
最後まで読んで下さってありがとうございます!
それではまた!
ころみ♪でした!
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コメント
ブログ楽しみにしてました!
実は私…ジブリファンです(^_^;)
言われるようにジブリっぽさはなかったですけど、これはこれで面白かったです。
アーヤの逞しさに引き込まれてしまいました。
HDDに入ってるの知ってたら、もっと早くオススメしたんですけど(^^)
公開されたら観に行きたいと思ったので、酷評が多いと聞いてビックリです‼️
miyukiさん、ブログ読んでくださり、コメントもありがとうございます!!
お返事遅くなってごめんなさい!
そうなんだ~miyukiさん、ジブリファンなんですね(^^)
どの作品が一番お好きなのかなあ?
わが息子、幼稚園の頃1か月間トトロを毎日、はじめから終わりまで観た期間があって(^_^;)
なんかもうセリフも全部覚えてて
こんなに子供を夢中にさせるジブリすごいな~と思いました
アーヤ面白かったですよね!
姪っ子二人も観たと言うので感想聞いたら楽しかったと(^^)
案外子供の感想ってシビアなので参考になります