映画「こちらあみ子」感想 我が家のもう一つの未来だったかもしれないストーリー

映画「こちらあみ子」感想子育て

みなさん、こんにちは!
ころみ♪(@koromiiiii)です

映画「こちらあみ子」を観に劇場へ足を運びました

映画『こちらあみ子』公式ホームページ
映画『こちらあみ子』公式サイト。2022年7月8日(金)より全国公開

主役のあみ子は「風変わりな子」

グレーゾーンの息子を持つ私から観たら…あみ子に振り回される家族を見てわかりみがすごかったです…

色々と感じたことがあるので感想書きます

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鑑賞のきっかけ

鑑賞のきっかけは私の長年の推し、井浦新さんが舞台挨拶に来られると知ったから!

速攻でチケット買いました~

はい、動機は不純です 笑

だけどおかげでこの作品に出会えたので新さんには感謝です

生の新さんはそれはもう超絶かっこよかったですよ~!!

その様子はアメブロの方に書こうと思っています

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「こちらあみ子」ネタバレなし感想

「むらさきのスカートの女」で第161回芥川賞を受賞した今村夏子さんのデビュー作「こちらあみ子

タイトルは知っていたけど原作は未読です

予告も公式HPもチェックせず、割りとまっさらな状態で観ました

あ、オール広島ロケってことは知っていました

感想を一言で言うと…

打ちのめされた…

映画終わってほぼ茫然自失

言葉に表せない…良くも悪くもショックを受けました

映画的には素晴らしい作品だと思う!

だけど内容が精神的にズーンと来るので万人にオススメはできませんが…

色んな人に観て欲しいと思わせるお話でした

 

以下公式HPのあらすじより抜粋です

あみ子はちょっと風変わりな女の子。
優しいお父さん、いっしょに遊んでくれるお兄ちゃん、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいるお母さん、憧れの同級生のり君、たくさんの人に見守られながら元気いっぱいに過ごしていた。
だが、彼女のあまりに純粋無垢な行動は、周囲の人たちを否応なく変えていくことになる。
誕生日にもらった電池切れのトランシーバーに話しかけるあみ子。
「応答せよ、応答せよ。こちらあみ子」―――。
奇妙で滑稽で、でもどこか愛おしい人間たちのありようが生き生きと描かれていく。

出典元:映画『こちらあみ子』公式ホームページ

この文だけだとあみ子のジュブナイル映画かな?って印象受けます

あみ子によって周りにも良い変化が起きる…とか?

だがしかし!

全然違いました!

以下ネタバレあるのでご注意ください!!

「こちらあみ子」ネタバレあり感想

あみ子は…おそらく発達障害児

その言動に家族はみんな疲れ果ててしまい、結果崩壊します

この家族の気持ち…わかるんです

我が家の息子も正式な診断はされていないけどグレーゾーンだから

私も一時期結構疲れてたから…

このお父さん(新さん)お母さんお兄ちゃんの気持ち、わかります

詳しくはこちらへ

幼稚園行きたくない!母子分離不安障害と診断された息子の事
母である私と、とにかく離れたくない息子。小学2年生の冬に「母子分離不安障害」と診断されました。今までの息子の経緯と成長、親である私と夫がどのように対処してきたか…体験記として記事にしています。

映画内ではあみ子が発達障害児であるかどうかは全く触れていないので、ただの「風変わりな女の子」として受け止めることはできます

他の方が書かれている感想「子供の頃を思い出した」「無垢な行動」とか言う気持ちも無くもないけど…私はどうしても家族側の気持ちで観てしまいました

 

この映画観てなんで打ちのめされたのかずっと考えてて…わかりました…

我が家もあみ子の家みたく崩壊していたかもしれない

と思ったから

あれはころみ家の「そうなっていたかもしれない未来」に見えたから

 

あみ子の言動…結構笑っちゃうんです

なんならかわいいって思うシーンも多々あった

そんな風に思えるのは家族じゃあないから

同じ屋根の下であみ子みたいな「風変わりな子」と一緒に住んでるとほんと疲れるんです

我が息子はあみ子とはまた違うタイプでした

小学3年生頃までこだわりがものすごく強く、たくさんの決まり事やルーティーンがありました

それに対して私と夫はいつも辟易していました

徐々に息子の特性を理解し、とことん息子に付き合おうと覚悟を決めてからはこちらの心持も幾分軽くなったと思います

今思えば…です

 

あみ子の「こちらあみ子!応答せよ!」にだれも答えてはくれない

ほぼ放置

あみ子の特性を受け入れて、汲んで接してくれる人はいない

学校の担任も、家族も、周りの人だれからも…

誰か一人でも、あみ子に寄り添ってくれる人がいたなら…

と思って切なかったです

 

お父さんが再婚したお母さん…あみ子の産みのお母さんではありません

いきなりお母さんになってあみ子みたいな子と接するの大変だと思う

思うんだけど…もっと覚悟決めてて欲しかった…

ちゃんとあみ子と向き合って欲しかった

いや、向き合おうとはしてたけど無理でした…

あみ子がお母さんに良かれと思って(あみ子すごく優しいの)とんでもないことするんだけど…

これを決定的な境にお母さん不安定になります

この時のお母さんの気持ちもめっちゃわかる

だけど…あみ子の特性を理解してたら、あみ子に寄り添ってたら違う対応できたかもしれない

あのシーンで「ありがとう、あみ子さん」って言えていたら…

酷なこと言ってるかもしれないけど、お母さんになるってほんとに大変で修行みたいなんだよね…

大変だけどそれを大きく上回るほどの喜びやかわいさ、責任や感動が子育てにはあるからなんとか母業やれてると個人的には思ってる

 

現在の息子は日常生活に一応支障はないし(あるにはありますけどね…)、周りともうまくやっています

今現在、息子がグレーゾーンだと感じる人はいないと思います

我が息子の決まり事やこだわりがずっと続いていたら…?

息子の特性を理解しようとせず、受け入れてなかったら…?

どうなっていたかはぶっちゃけわかりません

このお母さんを責める事なんてできない

 

お父さんはお父さんで何て言うかその場しのぎ

優しいし、あみ子への愛が本当なのはわかるけど根本的にあみ子とは真正面から向き合ってない

奥さんと娘に挟まれてるお父さんの気持ちもよくわかるからやりきれない

お父さんが出した結論に文句なんて言えない

 

お兄ちゃんがグレる気持ちもわかる

ライオンみたいな髪型で登場したとき思わず笑ってしまった

お兄ちゃんは要所要所であみ子を助けてくれていた

だけど彼も子供なので自分の事で手一杯

 

子供ならではの残酷さ、いじめや無視のシーンに心が痛くなる

好きな男子、のり君からはボコられ血まみれになるあみ子…(のり君の気持ちもわかるよ…)

見てて辛い

 

だけど救いはあったと思う

一人だけあみ子とフランクに話してくれる坊主君、彼かっこ良かったです

二人の会話シーン、この映画の肝とも言えました

しかしあみ子は好きなのり君の事しか頭にないので坊主君の事は眼中にないんですよね…

 

それからラスト

誰かの呼び掛けに「大丈夫じゃ!」と答えるあみ子

確かにあみ子は何があろうとケロッとしてる

その強さに救われる

私がいくらあみ子の置かれている環境についてもどかしがっても、あみ子自身はそう感じていない(不思議がってはいるけど)

 

あみ子の居場所はできたかなあ

坊主君みたいな存在はその後現れたのかなあ

保健室の先生やあみ子が血まみれで歩いていた時「大丈夫?」と話しかけてくれた女性など…

あみ子の存在を気にかけてくれる人はいるんだよね

どんな大人になったのかなあ

続きがすごく気になります

 

あみ子を演じた大沢一菜さん、圧巻でした

広島弁がすごくナチュラルだったので広島っ子なのかな?と思ったら東京都出身なんですね

すごい!!

こう書くとものすごく陰湿な映画のようだけど、そんなことないんです

あくまでフラットに、あみ子の視線で淡々とお話は進んでいく

どう捉えるか、人によって感じ方が全然変わる映画だと思います

私は未だ…色んな気持ちがぐるぐる渦巻いていてどう受け止めたら良いのか結論でていません…

「こちらあみ子」原作と関連作品

そういえば今村作品では映画「星の子」も最近観ました

こちらもタイムリーな内容なのでなんとも複雑な気持ちになりましたよ…

こんなに心揺さぶられる作品を書かれる今村夏子さんにも俄然興味湧いてきました

原作も読もうと思います

最後まで読んで下さってありがとうございます!

それではまた!
ころみ♪でした!

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