みなさん、こんにちは!
セキセイインコ大好き人間!ころみ♪(@koromiiiii)です。
今日はちょっと悲しい記事になるかもしれません
セキセイインコとのお別れのお話です
飼育本で、飼い方や育て方は知ることができますが、こういうお話は載っていません
一見、無機質に見えるインコですが、飼うとその表情の豊かさや賢さに驚かれる方も多いです
今までに何度かお別れを経験してきましたが、毎回偶然とは思えないような出来事がおこります
この記事で「インコと暮らすとこんなエピソードもあるのか」と思っていただけたら幸いです
今回は私の両親がかわいがっていたセキセイインコの「カープ」を看取った時のお話です
それではお読みください
カープちゃんについて
先代インコが亡くなって…私も弟も家を出て…少し寂しくなった実家
ころみ母の還暦祝いに、私はセキセイインコのヒナをプレゼントしました
カープファンの両親は「カープ」と名付けました
ダイレクト~(笑)
ヒナの扱いには慣れている両親、カープちゃんはすくすくと成長し、立派な若鳥に成長しました
ろう膜はピンクだけど、男の子でした!
男子インコ希望だったので両親も大喜び♪
全身黄色のイケメン君!
おしゃべりもすごく上手で、母の声と父の声をちゃんと使い分けていました
私の妊娠中に「赤ちゃん順調!!」と言ってくれたの、良い思い出です
プレッシャーにならないように、母がカープちゃんに言っていたのを覚えたみたい(笑)
もちろん、カープの応援歌も声高らかに歌い上げていました!
↑父のカープ部屋に少し引き気味(笑)
インコにもそれぞれ性格がありますが、カープちゃんの性格を一言でいうと「不思議ちゃん」
今まで出会った中で一番不思議な子でした
特に一番不思議だったのは…
なぜか嘴のはしにいつもお弁当がついているんです!
吐き戻しとかしていないのに、大体いつもついていました(笑)
放鳥タイムは部屋中を飛びまくり、片時もじっとしない!
よく動くせいか?ベスト体重は32gとスリムな子でした
朝、ケージカバーをはずすとコウモリみたいに逆さになっていたり(笑)
今まで飼ってきたインコの誰にも似ていない個性的な子でした
インコって特定の人を好きになりがちだけど、カープちゃんは父も母も同じくらい大好き
お客さんにも物怖じせず、だれの手にも止まるフレンドリーな子
そんな面白キャラ、カープちゃんのおかげで、静かだった実家は賑やかな毎日になりました
お別れの日に起こった出来事
カープちゃんが実家にやってきて…10年が過ぎました
セキセイインコは8歳以降から老鳥と言われています
一度も病気にならず、元気に暮らしていましたが、10歳半を過ぎた頃からおしゃべりが減ってきたそうです
日中もウトウトしている時間が増え、両親はある程度の覚悟をしながら見守っていましたが…
ついにお別れの日がやってきました
その日の朝…母がいつものようにケージカバーを外してご飯や水を変えようとした時…
カープちゃんの異変に気が付きました
止まり木にとまっているけど息苦しそう
肩で息をしているカンジでした
すぐに病院に連れて行こうと思ったけど、まだ早朝5時
(母は早起きなので~)
それに…カープちゃんはご高齢…
手を差し出すと母の手のひらにするりと移動してきたカープちゃん
今までの経験上、母はその時ついにお別れする日がやってきたのかと悟ったそうです
カープちゃんは母に呼ばれて起きてきた父を見ると、ゆっくりと目を閉じました
両親が「カープ!カープ!!」と声をかけるとカープちゃんは目を開けたそうです
なので二人で「カープ!カープ!がんばって!」と声をかけ続けました
カープちゃんが目を閉じそうになったら名前を呼ぶ
すると目が開く…
それを30分くらい繰り返していましたが…
両親気づきました
自分たちが声をかけ続けるとカープちゃんは頑張り続けちゃう
なのでもう引き止めちゃあダメなんだと…
最後に母が言いました
「ありがとうカープ、もう頑張らなくていいよ、ありがとう、天国でまた会おうね」
それを聞くと…カープちゃんは眠るように息を引き取りました
ちゃんとお別れができるように、二人が起きてくるのを待って、大好きな両親に見守られて天国へ旅立ったカープちゃん
幸せだったと思います
カープちゃん10歳11か月、あと1か月で11歳になる日でした
後に母から笑い泣きしながら電話がかかってきて、カープちゃんが旅立ったこのお話を聞きました
なんで笑い泣きしているかというと、自分たちがカープちゃんを呼び止めていることになかなか気づかなかった状況や、30分もがんばってくれたカープちゃんを客観的に観ると面白くなるんだそうで(笑)
私もつられて笑い泣きしていました
父も母もしっかりお世話してきたので、悔いは一つも無いと言っておりました
聞けばカープちゃん、亡くなる前日もいつもと変わらず
部屋中飛びまくり、ご飯もしっかり食べていたそうです
インコはケガや病気を隠すのでひょっとしたら…何か病気もあったのかもしれませんが
カープちゃんの場合、天寿を全うしたのではないかと思っています
両親がちゃんとさよならできたのは、偶然なのかもしれない
だけど両親とカープちゃんの生活、絆をみてきた私には
偶然には思えないのです
ケージを開けた時に自分が冷たくなっていたら母はびっくりする
両親に色々と後悔させないように、カープちゃんは二人が起きてくるまで頑張っていたのだと思います
カープちゃん自身も、最後は二人にお別れを言いたかったのかもしれない
私が飼っていたインコもそうなのですが…
インコって最後の最後まで気を遣ういいヤツなんです
亡くなったインコはどうする?
ころみ家では亡くなったインコは大きめのプランターに埋葬しています
プランンターに花を植えたり、命日にはお供え物をしたりしています
カープちゃんも、実家のベランダで静かに眠っています
飼育本には載っていない本当にあったセキセイインコの泣ける話
いかがでしたでしょうか?
私が経験した泣ける話はまた次の機会に…
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
ころみ♪でした!
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コメント
私は 2023、9、6 11才 6か月の オスセキセイインコを
看取りました。この記事に書かれていることに 共感することがあります。
9歳以降 病気が 始まり 薬が 必要になり 費用もかかりました。
家族だったので 苦しくないように してあげたくなるんです。
どこまで 延命治療するかは 悩みました。最後の数か月は 自宅で
看取る覚悟で 出来る範囲で 工夫しました。ともに過ごせた11年は
宝物でしかありません。
こんにちは!
記事読んでくださってコメントもありがとうございます!
そうなんですね、ついこの間の事ですね
お寂しいですね((T_T))
私もインコとのお別れは何度か経験しておりますが毎回辛いです
延命治療悩みますね
今でもあの時の選択や看病の仕方は正解だったのか…自問自答するときあります
11才6か月…長い期間、インコ君幸せだったのではないでしょうか
下僕さんのお気持ち伝わっていると思います(^^)